結果

03.「実子でない子育て」アンケート

77名の方より回答を頂きました(2012年12月11日現在)(女性56名、男性21名。年齢構成10代 2%、20代13%、30代35%、40代35%、50代10%、60代以上5%。実子の養育経験61%、実子以外の子の養育経験69%)

図

図2 アンケートの養育形態別分布

養育形態別の内訳としては、該当なし(統制群)25名(29%)、ステップファミリー21名(26%)、児童養護施設職員等17名(21%)、里親6名(8%)、親族4名(5%)、パートナー4名(5%)、ファミリーサポート等2名(3%)、その他2名(3%)でした。(図2参照)

以下、便宜上婚姻関係にある「ステップファミリー」と、婚姻関係にない「パートナー」を合わせて、「ステップファミリー群」、「児童養護施設職員」及び「乳児院職員」を合わせた「施設職員等」、と「ファミリーサポート」等のボランティア要素を含む社会的な養育者群を合わせて「職業的養育群」とさせていただきます。

複数回答頂いた方や、「その他」、「養子縁組」等の項目を選択された方のデータはその内容からそれぞれ適宜、該当群へ振り分けました。

里親群親族群は相対的な数が少ないため、統計データとしての信憑性は低いのですが、それぞれ違う立ち位置があると思われたので、他と合わせることはしませんでした。

つまり、

  1. ステップファミリー群
  2. 職業的養育群
  3. 里親群
  4. 親族群
  5. 統制群(該当なし、中途養育者ではない人たち)

この5つを比較することから、それぞれのストレス、困難、養育課題を導き出すことになります。

※この調査結果の、実子以外の子の養育経験69%は、とても濃い内容であると思われます。
「該当なし」の統制群の協力を得ることに大変難しさを感じた調査であったことも付け加えておきます。

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