04.中途養育の困難とは

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04.中途養育の困難とは

引用文献・参考書籍・インターネット資料等

「中途で養育者が交代する困難について」執筆にあたり、多くの文献を読みました。表記を引用させて頂いたものや、考え方を取り入れさせて頂いた文献・書籍・インターネット資料等を以下に記載します。これ以外にも多くの論文や書籍・VTRなどを参考にしてお...
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謝辞

本研究をまとめるにあたり、質問紙に回答してくださった多くの方々のご好意に心よりお礼申し上げます。また、指導教官である府川昭世教授、池田さんからは終始丁寧なご指導とご助言を賜りました。府川先生のお力添えがなければ研究をまとめることは叶わなかっ...
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7 まとめ 養育の多様化に向けて

わが国の家族の形態は高度経済成長期を経て、大きく様変わりしてきたといえるでしょう。かつての夫と専業主婦に子ども2人という「標準世帯」はいまや多数派ではなく、共働き世帯、単身世帯が増加し続けています。また、これまでの核家族化の帰結として、高齢...
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6 「思い遣り」と「可哀想」という概念について

ウイニコット(1958)の「精神分析と罪悪感」によれば、「罪悪感の基底で働いている過程を概念化しようとするとき、罪悪感は、それが無意識的であきらかに不条理であろうと、ある程度の情緒的成長や自我の健康さあるいは希望が達成されたことを表している...
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5 エミュレーション仮説

コンピュータの世界では「エミュレーション」という概念があります。これは「特定のコンピュータやOSに向けて開発されたプログラムを、異なるコンピュータで使うこと(パソコン・IT・ネット用語辞典(2010)である。語源はエミュレート(emulat...
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4 様々な問題解決の理論

全体的な概念における形態をゲシュタルトといいます。ゲシュタルト心理学(GestaltPsychologie)は知覚や認知問題の根底にある従来の暗黙の諸仮定を批判し、新たな観点の展開に努めました。ヴェルトハイマー(Wertheimer,192...
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3.コンボイ・モデル

ここで、個人のコンボイ・モデルの定義が本人と社会的視点からは異なっていることを想定してみましょう。図 コンボイの仮説的な1例(Kahn,R.L.etal.1980より)参考:ライフコースにおける結婚の意味嶋崎尚子公益財団法人 日本障害者リハ...
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2 アタッチメント理論とソーシャル・ネットワーク理論

カウンセリング・セラピー等の現場において「アタッチメント理論」を知らない専門家は殆どいないと思われます。しかし・・・その定義においては人により異なっているようにも思えます。曖昧さから同じ「愛着」という言葉を使う上でバイアス(先入観・偏見)が...
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1中途養育に対する社会の周知と理解

アンケート結果からは心の問題カウンセリングの機会や当事者による情報交換の場、研修・学習の機会などを望む声は、中途養育の形態による違いは見受けられませんでした。しかし、各形態によって望まれているそれら支援策は、おそらくは同じものではありません...
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総合的考察

中途養育の形態による困難の研究の中から、今回初めて様々な方面の方に向けて「実子以外の子育てにかかわることについての意識調査」を試みました。勿論、この調査が完全だとは思っていません。中途養育形態による困難の調査対象の数や質問項目の捉え方などに...
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