02.Aさんという架空の事例を通じて

6)必用とされるサポート


アンケート問13
「あなたが困難として挙げた項目を解決するためにはどのようなサポートが必要だと思いますか(複数回答可)」という質問項目にチェックを入れてもらいました。

回答は多い順に

  1. カウンセリング等の心理的サポート 50%
  2. 当事者による情報交換の場 46%
  3.  中途からの養育に特化した研修や学習の機会 38%
  4.  学校や行政等に中途養育の理解を深める活動 37%
  5.  中途養育者専用の相談窓口 36%
  6.  社会に中途養育という概念を広め、問題意識を持ってもらう活動 34%
  7.  子育て給付などの経済的サポート 21%
  8.  地域の理解を深めるための啓蒙活動 21%

となりました。

これらについては養育形態毎の大きな差は見受けられませんでした。

問14の「補足する意見」としての自由記述からは、

●未経験者からは「地域の理解」に関る文節が多く見受けられました。

●職業的養育群からはより具体的に「研修・学習の機会」「行政のサポート」「相談窓口」などが挙げられていました。

●ステップファミリー群、里親群、親族群はやはり文節が多義に亘っており、ひとつの傾向を捉えるのが難しい部分がありますが、強いて言えばピアカウンセリングを望む声が多いように見受けられました。

同様に、「専門家の勉強不足」という項目も見受けられ、この背景には、実際のカウンセリング等、相談の機会において、当事者に寄り添いきれなかった専門家の存在があるように思われます。

また、ステップファミリー群にある「判っていて結婚したんでしょう?」というキーワードは、多くのステップファミリーが受け取っている言葉のようです。

 

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