研究方法

03.「実子でない子育て」アンケート

研究方法としては「質問紙法による定性分析」を用いています。

それぞれの養育形態の方より「中途養育の意識と困難」について、アンケートの形式で質問紙に記入してもらい、そのデータをテキストマイニングソフト等を使用して分析しました。

アンケートは→こちらです

ご協力頂いた皆様、どうもありがとうございました。
また、現在でも引き続き投票を募集しておりますので、未だの方は是非、ご協力よろしくお願いします。
(中途養育当事者でなくても、答えてくださるとありがたいです)

※このアンケートに加えて、個別にご意見を伺うことに協力しても構わないという方に対して、研究機関との連携によるインタビュー調査を行っています。その結果もまた、報告出来ればと思っています。

結果の統計処理モデルとしては、質問紙による困難項目の選出、自由記述に出現する養育形態毎の「困難に関る意識」となる単語や文節の関係を解析しました。

先ず、「中途養育の形態」として

  • 児童養護施設、乳児院、グループホーム等の職員として
  • 孫・甥・姪など、親族の子を預かっている
  • 里親(養育家庭)認定を受けて
  • ファミリーサポートなど自治体に登録して
  • 子連れの相手との結婚によりステップファミリー(継親)として
  • 同居のパートナーに子どもがいるため
  • 養子縁組による
  • その他
  • 該当なし

の選択項目を用意しました。

質問紙作成にあたり、別表1に挙げた困難項目全てに答えてもらう訳にはいかないので、各困難項目の想定ストレス度合いの平均と標準偏差を算出し、全体の平均値(1.65・1.0)を超える項目から質問紙の項目を検討しました。

該当なしの統制群との比較の意味で

  • 「(実子・実子でないに関わらず)子育てにおいて気になる項目」
  • 「家族の協力などに関する項目」
  • 「社会的関わりにおいて」

など、チェック項目も作成。

「これらをふまえた上で、(実子以外の子育て)のストレスとはどのようなことだと思うかを自由記述で答えてもらい

  • 「必要とされる(望まれる)サポート」

を導き出そうと考えました。

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