中途養育者サポートネット

親族養育・ステップファミリー・里親・LGBT・施設等職員など、中途からの養育者を支援する

hodaka@

  • カウンセリング・セラピー等の現場において「アタッチメント理論」を知らない専門家は殆どいないと思われます。

    しかし・・・

    その定義においては人により異なっているようにも思えます。

    曖昧さから同じ「愛着」という言葉を使う上でバイアス(先入観・偏見)が生じていないでしょうか。

    アタッチメント理論の良し悪しをここで論じるつもりはありませんが、仮に中途から養育を交替した者が、以前の愛着形成者に代わって、愛着を自分[…]

  • hodaka@ さんが新しい投稿「1中途養育に対する社会の周知と理解」を公開しました。 2年 5か月前

    アンケート結果からは心の問題カウンセリングの機会や当事者による情報交換の場、研修・学習の機会などを望む声は、中途養育の形態による違いは見受けられませんでした。
    しかし、各形態によって望まれているそれら支援策は、おそらくは同じものではありません。

    ステップファミリーが持つ困難要因が多いことは判りました。
    しかし、それぞれのステップファミリーの困難の傾向が同一でないとすれば、支援も個別対応ということになり、現状の[…]

  • hodaka@ さんが新しい投稿「総合的考察」を公開しました。 2年 5か月前

    中途養育の形態による困難の研究の中から、今回初めて様々な方面の方に向けて「実子以外の子育てにかかわることについての意識調査」を試みました。

    勿論、この調査が完全だとは思っていません。

    中途養育形態による困難の調査対象の数や質問項目の捉え方などによる誤差、分母となる偏差の曖昧さなどもありますし、多くのことは未だに判っていません。

    しかし、いくつかのことは明らかになったといってもいいと考えています。

    それら[…]

  • hodaka@ さんが新しい投稿「6)必用とされるサポート」を公開しました。 2年 5か月前

    アンケート問13
    「あなたが困難として挙げた項目を解決するためにはどのようなサポートが必要だと思いますか(複数回答可)」という質問項目にチェックを入れてもらいました。

    回答は多い順に

    カウンセリング等の心理的サポート 50%
    当事者による情報交換の場 46%
     中途からの養育に特化した研修や学習の機会 38%
     学校や行政等に中途養育の理解を深める活動 37%
     中[…]

  • hodaka@ さんが新しい投稿「5)実子以外の子育てのストレスとは何か」を公開しました。 2年 5か月前

    アンケートの問12、「実子以外の子育て」のストレスを自由記述欄にて書き込んでもらったテキストに対し、(IBMのSPSS)を使用して分析を行いました。

     

    テキストマイニングは通常の文章からなるデータを「単語」や「文節」で区切り、それらの出現の頻度や共出現の相関、出現傾向、時系列などを解析することで有用な情報を取り出す、テキストデータの分析方法です。

    同系列のものを抽出することが得意であっても多義に亘る単語や文[…]

  • hodaka@ さんが新しい投稿「4)社会的関りにおいて」を公開しました。 2年 5か月前

    未経験者、ステップファミリー、職業的養育者(施設職員)による社会的関りにおける困難ポイントは図のとおりです。

    社会的養護である職業的養育群が「該当なし」が多いのは必然であろうかと思いますが、逆に、「社会的養護に従事する職員の方々」も(少数ではありますが)「地域の偏見」「ママ友がよそよそしい」など、特殊な立ち位置から地域的、養育者間の繋がりに困難を感じているとしたら、それは多かれ少なかれ、子どもの発達にも影響を与えているか[…]

  • hodaka@ さんが新しい投稿「3)家族の協力などに関する項目」を公開しました。 2年 5か月前

    この項目はアンケートの問10に該当します。これも「(実子、実子でないに関わらず)あなたが今、子育てにおいて気になる項目」と同じく、前の中途養育者の困難はどのようなことから起こるかの項目を、より具体的に抽出する意味で作りましたが、これは「家族の協力関係について」の問となっています。

    先ず、「家族の協力」という漠然とした問は、ステップファミリーと児童養護施設職員では、「意味の違う言葉」として認識されている点に注意してください[…]

  • この項目はアンケートの問9に該当します。「(実子、実子でないに関わらず)あなたが今、子育てにおいて気になる項目があったらチェックしてください。」という問いに対して、どれだけチェックがあったかということです。
     

    これらの項目群は、前の中途養育者の困難はどのようなことから起こるかの項目を、より具体的に抽出する意味で作りました。

    (実子・実子でないに関わらず)としたのは、中途養育未経験者であっても、子育て経験の中で気[…]

  • 8つの項目(複数回答可)チェックの割合は全体としては以下のとおり。

    ・    「行動や発達など、子ども自身の特性にかかわる問題」73%
    ・    「以前の養育や家族・血の繋がりなどに関すること」67%
    ・    「心理的サポートの不足」66%
    ・    「住居や日常生活などの問題」57%
    ・    「子育てにおける知識・経験に関すること」47%
    ・    「社会との関係」39%
    ・ […]

  • hodaka@ さんが新しい投稿「結果」を公開しました。 2年 5か月前

    77名の方より回答を頂きました(2012年12月11日現在)(女性56名、男性21名。年齢構成10代 2%、20代13%、30代35%、40代35%、50代10%、60代以上5%。実子の養育経験61%、実子以外の子の養育経験69%)

    図2 アンケートの養育形[…]

  • hodaka@ さんが新しい投稿「研究方法」を公開しました。 2年 5か月前

    研究方法としては「質問紙法による定性分析」を用いています。

    それぞれの養育形態の方より「中途養育の意識と困難」について、アンケートの形式で質問紙に記入してもらい、そのデータをテキストマイニングソフト等を使用して分析しました。

    アンケートは→こちらです。
    ご協力頂いた皆様、どうもありがとうございました。
    また、現在でも引き続き投票を募集しておりますので、未だの方は是非、ご協力よろしくお願いします。
    (中途養育当[…]

  • hodaka@ さんが新しい投稿「何が困難なのか」を公開しました。 2年 5か月前

    Aさんが関わってきた子どもや家族の関係性、社会的な枠組みによる困難や、様々な問題について述べてきましたが、この事例が「典型的な」中途養育者像を表すものではありません。

    中途養育は「養育者が交替」するという時点で「非定型」な形態であるから、非定型な事例における標準偏差を取ることに元々意味はありません。

    つまり、「典型的な中途養育者」を論じること自体、ナンセンスです。

    この事例からは、

    Aさんから見た「家族[…]

  • hodaka@ さんが新しい投稿「真実告知について」を公開しました。 2年 5か月前

    花子さんと太郎くんは同じ母親から生まれた兄弟であるし、義母の養子縁組という観点からは一見平等に見えます。

    しかし、太郎くんには会ったことのない母親の違う兄がいて、その兄は花子さんとは血の繋がりはありません。

    また、Aさんを中心にしたジェノグラムからは、義弟の元パートナー(元パートナーは2人います)の離婚後の生活を読み取ることは出来ません。(仮に、太郎君を中心に見た家計図と、花子さんを中心に見た家計図を作れば、家族と[…]

  • hodaka@ さんが新しい投稿「花子さんの発達について」を公開しました。 2年 5か月前

    花子さんの発達について「同年代の子と違っていると感じた」のは引き取って間もない頃に、花子さんを叱っている際、その反応に何となく違和感を感じたためだったと、Aさんはいいました。

    当時は太郎くんが毛布に包まったり人前で座っていられなかったり、実行動があったため、学校や行政の教育相談など、太郎くんの支援を優先していた部分があったようです。

    しかし、花子さんの日常的な癖、何か人の顔色を見てとっさに嘘をついたり、誤魔化したり[…]

  • hodaka@ さんが新しい投稿「太郎君の発達について」を公開しました。 2年 5か月前

    Aさんが2人の子どもの養育を義母と交替するきっかけは、太郎くんの問題行動でした。

    以下、フィクションの情景描写(事例)としてお読みください。

    太郎君は公園で(たぶん置き忘れてあった)ゲーム機を、拾いました。同級生の〇〇くんが持っていたことを知っていたので、ゲームの持ち主が誰かは想像したと思います。しかし、太郎君はそのゲーム機を持って自分の家に帰りました。途中、太郎君は気づいてなかったかもしれませんが、ゲーム[…]

  • hodaka@ さんが新しい投稿「親族里親制度」を公開しました。 2年 5か月前

    Aさんは児童扶養手当等を受給するようになって、その後に「親族里親」という制度の存在をインターネットで知ったそうです。

    きっかけは、知り合いの継母さんが、「誰か里親になってくれないだろか」と書いているのを読み、自分の立ち位置がステップファミリーというよりは、里親に近いのではないかと思ったことからでした。しかし「里親という認識が全くありませんでした」から、「自分達が該当」するとは思っていなかったそうです。

    それゆえに、[…]

  • hodaka@ さんが新しい投稿「仮設」を公開しました。 2年 5か月前

    著者は中途養育の形態別困難を調査するにあたり、過去の「養育形態を比較した調査研究」に関する論文を見つけることが出来ませんでした。

    おそらく国内において、「実子ではない子の養育に関する形態」という観点からの研究は大変少ないか、研究は行われていないのかもしれません。

    そこで著者は過去の形態毎の研究、「児童養護施設における研究」「祖母による養育の研究」、「ステップファミリーの研究」、「里親に関する研究」、また国内では殆ど[…]

  • hodaka@ さんが新しい投稿「「その他」の受給者-児童扶養手当制度」を公開しました。 2年 5か月前

    児童扶養手当制度の成り立ちは「1959年に制定された国民年金法の中で父と死別した母子家庭に対する無拠出年金が創設されたが、父との死別・生別を問わず、母子世帯の経済的実態は同様であるとする認識に至り、1961年に児扶手法が誕生した。」小田桐, 2011)とあります。

    児童福祉三十年の歩み (1978年) によれば、昭和36年11月法案として提案理由説明の中で、当時の灘尾国務大臣は「社会保障制度の一環として母子家庭の児童及び[…]

  • hodaka@ さんが新しい投稿「養子縁組」を公開しました。 2年 5か月前

    その後、2人の子どもは義母の養子縁組となりました。養子縁組の理由は、義弟の失業から、保険証の使えない子ども達にに医療を受けさせるためだったそうです。

    「自らの相続者として養子縁組を望んだ」という訳ではなかったようですが、数年が経過した頃、不幸にも義弟が事故で亡くなったため、結果的にはそういう形になってしまいました。

    子ども達の親権について、交流のなかった実母とも話し合いが行われましたが、実母は子どもたちを引き取れる[…]

  • hodaka@ さんが新しい投稿「アタッチメント理論と「愛着」という概念」を公開しました。 2年 5か月前

    ボウルビィ自身はその後「アタッチメント理論」を提唱し、その理論は「内的作業モデル」という概念を生み、今日においても発達心理学者を中心に研究者に多大な影響を与え続けています。

    ところで、「アタッチメント」は日本においては「愛着」と訳され、その概念にはいくつかの混乱をまねいている部分もあるように思われます。

    近藤(2007)は「アタッチメント、愛着といっても、実は定義がいくつかあり、どの話をしているのかをよく注[…]

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Facebookやtwitterでは本名ですが、来訪者が匿名でも参加しやすいよう、あえて以前のブログ時代からのニックネームにしています。 日本心理学会認定心理士 家族研究・家族療法学会 会員 家庭の様々な課題を解決に向けて支援するA-Step代表 その他不登校・発達しょうがいに関わる地域の親支援にも携わっています。

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